アズール

●4月3日 アズール始動


 3月21日にコンサートが終ったばかりですが、今日からアズールの「新学期」が始まりました。練習会場に着いて、まずびっくり。コンサート2週後の初練習なのですが、全員が出席です。

 学生時代からアマチュアのオーケストラにはたくさん関わってきましたが、演奏会後の初練習でメンバーが全員そろって出席、という光景を見たのは初めてかも知れません。アズールは出発点が「演奏会を目標にしないオーケストラ」でしたので練習そのものに意味があるのですが、それにしても何人かは「脱落」するだろうと思っていました。ところが今日は、ヴィオラの新入団員を含めて全員が集まりました。

 今期の曲は、シャルパンティエ(マルク・アントーワーヌ・シャルパンティエ/1643 - 1704仏)の「4声のコンセール」とブリテンの「シンプル・シンフォニー」からスタートです。

 シャルパンティエはフランスバロック最盛期の作曲家ですが、バロック音楽を専門にやっている人たち以外にはあまり知られていません。メンバーのひとりが見つけて来た曲で、私も実は全く初めての作曲家です。

 初めてスコアを見た時に、少々頭を抱えました。さて、この曲の「面白く」演奏するにはどうしたらよいか。

 全体で4楽章6曲の構成になっていますが、最初のプレリュート1は、明らかにポリフォニーの流れの上にあるものです。頭の中で音を鳴らそうとしても、イタリアバロック後期以降の音楽のように簡単ではありません。私自身、ポリフォニーの音楽には詳しい訳ではなく、これはバロッキスト、特にルネッサンス期の音楽に詳しい方に相談した方がいいかもしれませんね。

 2楽章以降は、1楽章にくらべて「バロックらしい」感じがしますが、やはりヴィヴァルディなどのイタリアバロックとはかなり趣が違います。珍しい曲をやることは楽しみでもありますが、私も勉強しなくては、と思っています。

 シンプル・シンフォニーは、シンプルに難しい。皆さん「こんなの弾けるのぉ???」という表情でしたが、グリーグの時も最初の練習はメタメタでしたよ(笑)。私はそれほど心配していません。

 練習後、駒込のイタリアンに移動して、ときどき練習を助けてもらっていた指揮者の卵君の留学の前の壮行会。12時ちかくまで、楽しい時を過ごしました。

 R君、気をつけていってらっしゃい!!

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ストリングス・アズール第二回演奏会


●3月21日

 ストリングス・アズールの第二回演奏会がありました。ご来場下さった方々、どうもありがとうございました。

 曲目は

アルビノーニ:5声のためのソナタ
バッハ:チェンバロ協奏曲ニ短調(チェンバロ独奏:鷲崎美和さん)
グリーグ:ホルベルク組曲
マーラー:アダージエット
アンコール/シベリウス:アンダンテ・フェスティーボ

 アズールの活動が始まってから10年。単独のコンサートは2度目です。もともと、アズールは演奏会をすることを目的としていなかったので(今でも、ですが)、練習が始まる時には「次のコンサートの曲を決めて練習を始める」というやりかたではありません。練習する曲をとりあえず(少なめに)決めて、練習が始まったら加える曲を決める。コンサートをやるのであれば、そのときに練習している曲でプログラムを構成するかどうか決める、という、やや不思議な決め方になります。

 アズールのコンサートは「発表会」という位置づけで(笑)、団員は積極的にお客さんを呼びません。「こんな演奏を聴いていただくのは申し訳ない」と持っているメンバーが多いからです。自分たちの力量を良く知っていることと、練習(や個人レッスン)の過程で理想を高く持つようになって、「できていない状態」が目につくからです。しかし、ひいき目でなく見ても、そろそろこのような意識から脱却しても良いのではないかと思います。

 アズールは、ほとんどのメンバーが着実に「上手になる」過程にあります。これはとても大きな利点で、自分が伸びていくことと同時に、合奏団でできることも進歩するからです。

 今回のコンサートは、私にとってはたくさんの反省点があるものでした。ずっと参加したり聴いたりしてくれている人たちから「アズールらしくない、普通のアマオケになりつつある」という鋭い指摘をされたことで「やはり」と気づきました。こだわることにこだわる(変な日本語ですね・・・)よりも、安全運転や「破綻しない」練習をたくさんしてしまったことがその原因です。

 いずれにせよ、まだまだ「伸び盛り」のメンバーに囲まれて、指揮者としては幸せな限り。もっと面白くなるようにいろいろと考えていきたいと思います。

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アズールの演奏会まで2週間


●3月6日

 アズールの演奏会まで、あと2週間になりました。一昨年の8月に練習を始めてから、すでに1年半が経過しています。「長いなぁ」と思っていましたが、近づくにつれて「もっと練習させたい」と思うように・・・いつものことですが、やることは尽きません。

 アズールの練習は隔週です。まだのんびりしている時期は、練習でやったことが次の練習ではきれいさっぱり「リセット」されていることも少なくありません(苦笑)。できるだけ身に付くように、少しずつ、少しずつ要求を引き上げていくのですが、とても時間がかかる作業です。

 しかし、今日の練習では、だいぶ成長したアズールを見ることができました。エキストラに入ってくれるヴィオリストが、「うまくなったねぇ。マーラーの音がしてたよ」と、嬉しい一言。もちろん、「したところも(わずかに)あった」ということでしょうが(苦笑)、それなりに形になってきたことは確かです。元来大人数で弾くことが想定されている曲を、少人数、しかも力量が十分ではない奏者が集まって弾く訳ですから、とても大変なことなのですが、たしかに私がイメージしている音楽に近い反応を示してくれることも増えてきました。練習が毎週になってからは「リセット」もなくなったようです(笑)。

 マーラーは、予定演奏時間が12分弱。とっても「遅い」テンポです。この曲は遅く弾く方が難しいので、皆さんはかなり不満顔。でも、マーラーがこだわって書いた音を見ていると、大切な瞬間を「長く留めたい」と思ったマーラーの気持ちが伝わってくるように思うのです。

 ホルベアは・・・ヴィオラが大善戦・・・と言いたいのですが、さすがに難しいですね。テンポを妥協すれば良いのでしょうが・・・本番ギリギリまで頑張って下さい!!

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