講座・講演会など

津留崎直紀さんの講座が終了しました

「本番でとちらない僕の練習法」と題した、津留崎直紀さんの講座が修了しました。スタジオがいっぱいになる30人の聴講生に参加していただきました。ありがとうございました。

Photo  お話は、リヨンでの33年間の演奏生活で培った練習法が中心。楽譜とどのように向かい合うか、本番までに何をしなければならないのか、気をつけなければならないことは何か、など、実際にチェロを弾きながら、丁寧に解説していただきました。さまざまなエピソードを交えての熱がこもった講座は、予定時間を30分もオーバーして終了。

 終了後はそのまま懇親会に突入。津留崎さんを交えて、夜遅くまでワイン・パーティーが続きました。

 参加者にも好評で、「また次の企画をお願いします」との感想もたくさんいただきました。また、違う題目で講座をお願いしようと思っています。

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柏木真樹音楽スタジオ:音楽理論講座:特別講座のお知らせ

定期的に行なっている音楽理論講座。今回は、津留崎さんをお迎えして、特別編を行ないます。

● 「本番でとちらない僕の練習法」
 ~~ソロ、オーケストラパート、それぞれの練習法を実演を交えて~~
講師:津留崎直紀

・2012年6月10日 15時~18時
・場所:柏木真樹音楽スタジオ(JR山手線/東京メトロ南北線駒込駅徒歩3分)
・講習会参加費:3000円
・定員:30名
・講習会後に懇親会を予定しています(会費は4000円前後)。津留崎さんを囲んで、楽しいひとときをお過ごし下さい。

フランスのリヨン国立歌劇場管弦楽団に33年間在籍し、オーケストラや室内楽、作曲活動に活躍して来た津留崎さんですが、現在は東京で活動中。柏木が続けている音楽理論講座ですが、今回は特別にお願いして、これまでの長い経験に基づいた講演をしていただくことになりました。実際の演奏を交えて、実戦的で面白いお話を聞かせていただけると思います。是非ご参加下さい。

・申し込みは、私のサイト(http://homepage2.nifty.com/m-nyan/)のメールフォームからお願いします。

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キノコの毒は取れたけど・・・替わりにバッハがぐるぐる/コンチェルト体験会@守谷

 25日、今年最後の行事が、守谷市でありました。題して「コンチェルト体験会」

 これまで数年間、守谷市で子どものためのアンサンブル・セミナーを続けてきました。ピアノの子どもたちと私のヴァイオリン、それに、チェロを加えたアンサンブルを体験してもらうこと、アンサンブルを通じて、音楽にもっと「近づいて」もらうことがその狙いでした。毎回、レッスンをすると変化する子どもたちを見て、とても楽しい体験をさせていただいてきました。

 今回は、ある意味でその「総集編」でもありました。

 曲は、バッハのチェンバロコンチェルト。弦楽アンサンブルではありませすが、ピアノの子どもたち(大人も)にとって、大がかりなアンサンブル、指揮者のいるアンサンブルは初めてです。どんな会になるのか、私自身も(プランは立ててありましたが)初めてのことなので手探りでもありました。

プログラム(副題は、内容を反映して私がつけたもので、実際の講習会の題目ではありません)

9:30 講習会第一部「アンサンブル、オーケストラってなんだ」
11:00 講習会第二部「コンチェルトを知る」
13:00〜17:30 コンチェルトを体験する
18:00 成果発表会

 第一部は、主催者のKEI先生と私のトーク。生徒さんたちから出たさまざまな質問をテーマに、話を進めました。生徒さんたちから寄せられた質問は

1)オーケストラとアンサンブルの違いは何ですか?
2)ソロの時とアンサンブルの時の気持ちの入れ方は違いますか?
3)何人が集まるとオーケストラになるのか?
4)オーケストラで最高何人まで出来るのか?
5)オーケストラにはどんな楽器があるのか?
6)ヴァイオリンとビオラには音域の差があるか?
7)ヴァイオリンとビオラの差ってなんですか?
8)オーケストラとコンチェルトは、どう違うのですか?
9)オーケストラをやるとき、演奏者は何に気をつけて演奏するのですか?
10)オーケストラの指揮者は、何を考えて指揮をしているのですか?
11)オーケストラで演奏するとき、バイオリンなどとても人数の多い楽器に対して、1
人か2人など少人数の楽器もあって、音のバランスがとれるんですか?
12)弦楽器のかたは、ハーモニーを作るとき純正律で合わせるのでしょうか?ピアノ(
チェンバロ)とコンチェルトするときは平均律で演奏するのですか?
13)CDを聴いたのですが、ピアノとチェンバロはピッチの合わせ方が違うのですか?
楽器によってチューニングを変えるのですか?大変ではないですか?

 なかなか難しい質問もあります(笑)。子どもたちの「?」は大切にしたいですね。

 第二部は、オーケストラ(弦五部)に入っていただいて、コンチェルトや指揮者の役割などをレクチャー。即席のアンサンブルではありますが、全員、オーケストラCONSONOのメンバーで、次第にしっかりしてきました。

 大きなテーマになったのは、「合わせる」ということ。ソロを弾いたのは、生徒さんが参加している先生。ピアノばかり弾いていると、他の楽器と合わせることが大変です。特に、「跳ね上げる」という指揮のタイミングと、「手が落ちる」というピアノの生理を、アンサンブルでどのようにするか、ということが難しいようでした。でも、説明しながら進めていくうちに、アンサンブルの入り口は通過されたようでした。

 午後のメインは、生徒さんたちとの合わせです。部分参加の小さな生徒さんが2人、楽章を絞った参加者が6人、そして全楽章が1人。合わせたり、生徒さんたちにかわりばんこに指揮棒を持ってもらったり、4時間半があっという間にすぎました。

 大変だったのはオーケストラ(笑)。ひとりひとり、微妙にテンポや強弱が違います。「覚えてられない!!」ということで、いちいち指揮で強弱なども指示することに。一瞬たりとも気が抜けない状態が続きました。終了の「成果発表会」が終ったら、オーケストラのメンバーはみんな「ぐったり〜〜」。帰りのバスでも、ほとんど無言だったそうです(お疲れさま!!)。

 それで・・・・

 キノコの毒は抜けたのですが、替わりにバッハの1楽章がぐるぐるぐるぐる・・・・

 今回で、守谷でのアンサンブル・セミナーはひとくぎり。私がお邪魔することはもうないかもしれませんが、みなさんがこれからも、たくさんのアンサンブルの経験をしてもらえることを願っています。

 これまで参加してくれた生徒さんたち、ありがとう!

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楽曲解説講座

 初めての企画として、名曲を解説する講座を行ってみました。曲目は、スプリングソナタの第1楽章とクライスラーの「プニヤーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ」です。  こういう企画をやろうと思ったのは、実はかなり前です。レクチャーコンサートをやり始めて、諸事情で続けられなくなってしまった時に、「何か替わりのことができないだろうか」と思ったことがひとつ。自分としては思い入れのあった企画なので、できなくなったことがとても残念でした。もうひとつは、最近、私がやっていることを何とか少しでも遺したい、と思い始めたことです。  回り道をして音楽の世界に戻ってきた私にとって、自分が思い切って仕事ができる時間は限られています。音楽を専業(本業)にしよう、と決心したのが30代後半のこと。人よりも、少なくとも15年は遅れています。もちろん、アマチュアとして活動してきた時にも、人以上に音楽に向き合ってきたという自負はありますが、それでも「お金をいただく」立場として、責任を持って音楽に関わってきた時間は、それほど長くはありません。ですから、残された時間に何ができるか、ということと、「伝えて欲しい何が遺せるか」ということは、私にとってとても大きなテーマです。  レッスンをしていて、新しい曲に向かい合う時に、(音大生であっても)「姿勢が甘い」と思うことが多いことが、こうした講座をしようと考えたもうひとつの理由でもあります。楽譜の読み方が甘い、楽譜にある情報を理解していない、と思うことはとても多く、曲や音楽の魅力を十分に理解していないのではないか、と、常に危惧していました。そこで、「こんなことを考えて演奏/練習をするんだよ」ということを見せたかったわけです。  結果は・・・自分としては大いに不満が残るものになってしまいました。理由は「準備不足」です。  リーマンショック以来、震災などもあってレッスンが激減していました。一時は、ピーク時の半分にも満たないレッスン数で、「こんなことをやっていていいのかなぁ・・」と悩んだこともあります。しかし、多くの生徒に励まされて、なんとか頑張ってこられました。8月ごろから、長い間お休みしている生徒が戻ってきたり、新しい生徒が入ったりして、先月中旬以降、想像以上に忙しくなってしまったのです。資料作りもバタバタで、何より、自分の練習時間が激減してしまったことが残念でした。もっと良い演奏を聴かせたかった、というのが、正直なところです。  それなりに楽しんでくれた生徒も多かったようですが、次回はもっと余裕を持って、内容の濃いものにします!

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第16回音楽理論講座

 去る10日に、私のスタジオで理論講座を行いました。いろいろなことがあって2年ほど中断してしまいましたが、今年からできるだけ毎月行なうように心がけています。

 そもそも、私がこうした講座をやろうと思ったのには、二つの理由があります。ひとつは、音楽理論が普通のアマチュアに取ってとてもとっつきにくいものではないかと感じたことと、レッスンで理論的な話をできるだけしなくて済むように、同じ話ならまとめてしてしまおうと思ったことです。ただでさえ話し好き(というか、説明好き)の私ですから、レッスンの時に何かの説明を始めてしまうと、なかなか終りません。レッスンの時間が延長できるときなら良いのですが、そうではないと肝心のレッスン時間が・・・

 というわけで始めた理論講座なのですが、すでに16回目。資料作りは大変ですが、みなさんとても興味を持ってくれていて、毎回、たくさんの生徒さんの参加があります。

 今回のテーマは「音程(楽典上の音程の名称)」と「調」でした。音程と調の説明は、あらかじめ渡してある資料でたっぷりと。講座は、資料にない話をするのが通例です。今回は「5度は宇宙を支配する??」

 シャープやフラットが5度ずつずれて付くことはご存知だと思いますが、もちろん、調も5どずつずれますね。そして、弦楽器の音程の基本になるピタゴラスは、純正な完全5度が積み上げられてできている音程です。そのあたりを、ちょっぴり、余分なお話も交えながら、4時間かけて説明しました。

 みなさんには、音楽をもっと好きになって欲しい、と思っています。そのために、これからもできるだけたくさんのアイテムを用意したいと思っています。

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アンサンブル合宿@山中湖

 恒例のアンサンブル合宿を9月の連休に行ないました。

 合宿を始めた当初は、とにかく、レッスンでのデュエット以外の経験に乏しい生徒が多かったので、さまざまな形のアンサンブル(できれば弦楽四重奏)を経験させる、という目的でした。最初のころの生徒の演目を見てみると、ヴァイオリンの3重奏、4重奏や簡単なアレンジもののカルテット、アンサンブルがほとんどです。しかし、続けて参加している生徒たちはどんどんレヴェルが上がり、今年の演目は

1)バッハ「主よ人の望みの喜びよ」
  「星に願いを」
2)モーツァルト SQ Kv.156
3)モーツァルト SQ ハイドンセット第1番(第1、2、4楽章)
4)モーツァルト SQ ハイドンセット第2番(第1、2楽章)
5)ベートーヴェン SQ 第3番(第2楽章)
6)ベートーヴェン SQ 第4番(第2、3、4楽章)
7)ボロディン SQ 第2番(第1、3楽章)
8)ドビュッシー/アラベスク、ビートルズ/Hello Good-bye
9)ブラームス 弦楽6重奏曲第1番(第1楽章)トレーナーズ

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日程表

1日目

13:00〜18:30 レッスン時間
20:00〜22:30 レッスン時間
22:30〜     自由時間(飲みながらアンサンブル三昧)

2日目

9:00〜12;30、13;30〜18:30 レッスン時間
20:00〜   発表会と打ち上げ(飲みながらアンサンブル)

3日目

10:00〜12:00 レクチャー(今回は「何故モーツァルトはモーツァルトらしいか」大三元さんのピアノ付き)

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 カルテットが中心になった3回目からは、「トレーナー3人+生徒」という組み合わせを原則にしています。ふつうはできない「贅沢」ですが、どうしてもこのような形の経験をしていただきたくて始めたのでした。毎年、ヴィオラ、チェロのトレーナー役をお願いしているのは、私の大切な音楽仲間たち。みなさんアマチュアですが、すばらしいプレーヤーたちです。私とアシスタントの先生がファースト(場合によってはセカンド)に入り、3〜4時間のレッスンをして、二日目の夜に発表会、というのがいつものパターン。

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 トレーナーは、ほとんど休みなし。毎年のことなのですが、2カ所でやっているレッスンに、ヴィオラとチェロは張り付きっぱなしで、ヴァイオリンの生徒だけが入れ替わる、というスタイルです。各組とも、2日間で3回のレッスンを行ないました。行事が終わると、あるトレーナーは「疲れた・・・」といって、バタン。「昔は楽だったよね、曲が簡単だったから・・・」

 毎年、公式行事の後は、みんなが集まってお酒を飲みながら、次から次へとアンサンブル。楽器を始めたばかりの参加者は、なかなかみんなの中に入っていけないのですが、何年かすると、弾きたくてうずうずしてくるんですね。それが、この合宿のひとつの狙いだったりもします。弾きたい気持ちが高じれば、練習のモチベーションも上がるでしょう。

 なかなかしんどい催し物ではありますが、私の勉強にもなります。来年は、また、新しい企画を考えながらやってみたいと思います。

 トレーナーのみなさん、ありがとうございました。

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第14回音楽理論講座が終りました

 21日に、予定通り音楽理論講座を行いました。東北大震災の直後でレッスンのお休みも多く、やろうかどうか悩んだのですが、お休みの連絡が思ったより少なく、思い切って挙行しました。15名の参加者がありました。このような状況で参加された方々の熱意には、頭がさがります。

 今日の話の中心は「リズム」でした。

 リズムを理解すること(リズムとは何か、ということ)は、実はとても大変です。「リズムが悪い」という指摘が何を指しているのかは、場面によっても全く異なることがあります。そうした混乱を整理してリズムの本質を理解することは、「リズムが苦手」「テンポ感がない」という悩みを抱えている人たちにとってとてもよい参考になると思っています。今回の講座では、リズム/拍/拍子などについて、かなり突っ込んだお話をしました。

 次回は5月の予定です。4月は無理そう・・・


 

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子どものためのアンサンブルセミナー

●12月23日

 恒例になっている、守谷市でのアンサンブルセミナーを行ないました。今回は10人のピアノの生徒が、デュエットやトリオに挑戦しました。曲は、バイエルやソナチネを、ヴァイオリンやチェロ、トリオなどのアンサンブルにアレンジしたものや子ども用に作られたトリオから、モーツァルトやベートーヴェンまで。

 初参加の生徒は1人で、だいぶ「常連さん」が増えました。定期的に一緒に弾いていると、子どもたちの進歩がよく見えてとても面白いものです。曲目がだんだん難しくなると同時にできる事も増えます。しかし、そうなると新しいことをどんどん要求したくなるのが教え手の「性」です。とても上手に演奏してくれた生徒に、思わず学年を忘れて難しい要求をしてしまうこともありました。

 ピアノはどうしても「1人で」音楽を考えてしまいがちになります。小さい頃からこうしたアンサンブルに触れていることは、音楽的な広がりを持つためには必要なことだと思っています。できるだけたくさんの生徒が、多くの曲に挑戦して欲しいと思っています。

 アンサンブルのレッスンは、特に初級者や子どもを対象としたものは、「合わせる」「聞く」ということを強調する指導者が多いように思います。手を叩いて合わせたり、顔を見て合わせたり、呼吸を合わせたり・・・合わないと「聞きなさい!」

 私は、こうしたアンサンブルのトレーニングには懐疑的です。実際にアンサンブルをやってみるとわかるのですが、「合わせる」センスというのは、こうした作業では身に付きません。手っ取り早く「そこそこ合っている」状態を作ることはできるのですが、音楽的に「合う」ことはそれとは違うのです。

 私のレッスンは、「真面目な」先生が見たら怒るかもしれません(笑)。手をつないで歩いたり、一緒に「感じる」経験をさせることをしても、手を叩いて合わせたり、見て合わせたりということを全くしないからです。場合によっては、一緒に弾くだけ、ということもあります(稀ですが・・・)。こうしたときは、弾き方を少しずつ変えたり、弾く位置を変えたりして、子どもの反応を探ってみます。反応がでてくればしめたもの。4、5回合わせて弾くうちに、生徒の演奏がどんどん変わってくるのです。

 私にとってはとても楽しい仕事です。これからも続けていきたいですね。

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●8月29日の日記

2010アンサンブルセミナー1(事前練習会)

 毎年行なっているアンサンブルセミナーですが、今年から少しスタイルを変えることにしました。

 6年前にこのセミナーを始めたのは「カルテットなどの室内楽をできるだけ良い状態で経験してもらう」ことを目的としていました。ですから、数人のプロとベテランのアマチュアの「トレーナー」陣の中に、レイトスターターの生徒が入ってカルテットをする、ということが基本形でした。合宿では、2〜3時間の練習時間を取り、最後に小さな発表会をしていました。

 最初の数回は、この形でほとんどの人が楽しめましたが、生徒が上達して様々な経験を積むにつれて、だんだん要求が高くなって来たのです。せっかく高いお金を払って合宿をするのに、もっと完成度の高いものがやりたい、もっと得られるものが欲しい、ということになったのです。

 実は、このセミナーの原形には、昔の「ドレ会」のイメージがありました。生徒は参加しても2、3回まで。どんどん入れ替わって「体験の場」として続けていくつもりだったのです。しかし、さまざまな事情から、進化した生徒の要求にも応える必要があると感じるようになりました。

 そこで、今回。

 事前に2回の合わせを行ない、セミナーでさらに完成度を上げる、というスタイルにすることになりました。今日はその第一回目の事前練習会。

 結果としては、こうした企画にして良かったと思います。合宿まで2、3週間ある時点で合わせることで、生徒が曲を良く理解して練習できるからです。

 今回の結果は合宿が終るまでわかりませんが、これからもできるだけ「よい経験ができる場」として、こうしたセミナーを続けていきたいと思っています。

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子どものためのアンサンブルセミナー@守谷


 3月28日と30日に、守谷市で好例の「子どものためのアンサンブルセミナー」がありました。今回はチェロを交えてのトリオもありました。すでに3、4回参加している子どももいて、少しずつ変化もあってとても面白く行なうことができました。

 28日は、ヴァイオリンとピアノのデュオが3人、トリオが5人の計8組、30日はデュオだけで5組です。

 全体としては、回数を重ねている子どもたちは、反応も早く、表情も豊かになっていきます。かなり際どいこともやってみるのですが、いつも子どもたちの意外な反応の良さに驚かされます。今回も、初めての子どもも含めて、いくつも驚きがありました。

 子どもへのアンサンブルの指導は、どうしても「子どもを見下した」ものになりやすいので、私は常にそれを意識しています。例えば、出だしやゆっくりする時に「合わせる」こと。

 子どもに限らず、アンサンブルの経験が浅い人に指導する時には、「合わせましょう」と言いがちです。思い起こしてみると、私も若い頃は「指揮をよく見て」「よく数えて」「トップを見て」「音を聞いて」などという注文を付けることが「指導」だと勘違いしていました。

 ところが、こんなことは指導でもなんでもないんですね。特にアンサンブルに慣れていない人が一生懸命に合わせようとすると、「見る」のはしっかり見るのです。でも合わない。それが何故か、ということがわかるようになったのは、ニフティ時代にドレ会を指導してからです。子どもとのアンサンブルも、もう15年以上になりますので、最近は「どのようにしたら反応するか」ということがひとりひとりわかるようになってきました。これが、子どもによって全く違うのでまた面白い。

「常連」の子どもたちの成長を見るのも楽しいですね。年に1、2回のことなのですが、変化し続けるところを見ることは、こちら側にも元気を与えてくれるのです。

 ともあれ・・・とっても面白い企画なので、これからも続けていきたいと思っています。

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