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2012年11月

オーケストラCONSONO第2回演奏会を終えて

 10月28日、オーケストラCONSONO第2回演奏会が無事に終了しました。ご来場くださった皆様に心より御礼申し上げます。また、共演してくださったピアニストの松本あすかさん、そして、一緒にコンサートを作ったCONSONOのメンバーひとりひとりに、感謝いたします。反省点はたくさんありますが、良いコンサートになったと思います。

P  2曲目のピアノコンチェルトでは、初めて、ピアノコンチェルトで「アンサンブルをしている」という感覚を持つことができました。オーケストラとピアノが一体になって音楽を創る楽しみを感じることができたのです。なにより、ノーペダルで弾ききってくださった、あすかさんに、感激でした。

 あすかさんと初めてお会いした時から、ピアノの音、音程、音質などの話をたくさんすることができました。スタジオの平均律ではないピアノの音色を感じていただき、オーケストラと「溶け合う」音のイメージを作っていただきました。私が期待していた以上に、あすかさんは素晴らしい演奏をしていただきました。ピアノのふたを外すのは、ある意味で「バクチ」でもあったのですが、客席にとどくピアノ・ソロの音量よりもアンサンブルを重視した結果は、多くのお客様にも受け入れていただけたのではないかと思います。

 練習もとても楽しいものでした。合わせの練習に5回もお付き合いいただいたのですが、1回1回、どんどんピアノの音が変化して行くのを見て、「これは楽しい共演になるぞ」とわくわくして本番に臨むこともできました。改めて、あすかさんに「ブラボー!」

Photo  パリは、弦楽器、特にヴァイオリンがまだ弱く、ディテールが合わない、テンポ感を咄嗟につかめない、という、「若い」オーケストラの弱点が露呈した演奏になってしまいました。特に、ヴァイオリンの指導者としての私のわがままで、CONSONOには「育成枠」があります。レイトスターターが5人、参加しているのですが、みなさんとても熱心。みるみる変化して、上手になってくれているのですが、まだ本番の経験が少ないので、本番になるとちょっと緊張してしまうのでしょうか、まだ乱れが出てしまうことがあります。しかし、この調子であれば、みなさん、あと2、3回本番を経験すれば、十分に戦力になってくれると思っています。

 田園も、問題点はたくさんありましたが、いくつかの嬉しいコメントをいただきました。「退屈しなかった!」アーティキュレーションにこだわった作り方は、音楽の進行を自然にします。それを、みなさんが徐々に理解してくれて、だんだん、演奏の質が上がって来たと思っています。

 次回は来年4月20日。「英雄」交響曲。やはり、みなさんがあまり耳にしたことがないものになるのではないかと思っています。

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