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楽曲解説講座

 初めての企画として、名曲を解説する講座を行ってみました。曲目は、スプリングソナタの第1楽章とクライスラーの「プニヤーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ」です。  こういう企画をやろうと思ったのは、実はかなり前です。レクチャーコンサートをやり始めて、諸事情で続けられなくなってしまった時に、「何か替わりのことができないだろうか」と思ったことがひとつ。自分としては思い入れのあった企画なので、できなくなったことがとても残念でした。もうひとつは、最近、私がやっていることを何とか少しでも遺したい、と思い始めたことです。  回り道をして音楽の世界に戻ってきた私にとって、自分が思い切って仕事ができる時間は限られています。音楽を専業(本業)にしよう、と決心したのが30代後半のこと。人よりも、少なくとも15年は遅れています。もちろん、アマチュアとして活動してきた時にも、人以上に音楽に向き合ってきたという自負はありますが、それでも「お金をいただく」立場として、責任を持って音楽に関わってきた時間は、それほど長くはありません。ですから、残された時間に何ができるか、ということと、「伝えて欲しい何が遺せるか」ということは、私にとってとても大きなテーマです。  レッスンをしていて、新しい曲に向かい合う時に、(音大生であっても)「姿勢が甘い」と思うことが多いことが、こうした講座をしようと考えたもうひとつの理由でもあります。楽譜の読み方が甘い、楽譜にある情報を理解していない、と思うことはとても多く、曲や音楽の魅力を十分に理解していないのではないか、と、常に危惧していました。そこで、「こんなことを考えて演奏/練習をするんだよ」ということを見せたかったわけです。  結果は・・・自分としては大いに不満が残るものになってしまいました。理由は「準備不足」です。  リーマンショック以来、震災などもあってレッスンが激減していました。一時は、ピーク時の半分にも満たないレッスン数で、「こんなことをやっていていいのかなぁ・・」と悩んだこともあります。しかし、多くの生徒に励まされて、なんとか頑張ってこられました。8月ごろから、長い間お休みしている生徒が戻ってきたり、新しい生徒が入ったりして、先月中旬以降、想像以上に忙しくなってしまったのです。資料作りもバタバタで、何より、自分の練習時間が激減してしまったことが残念でした。もっと良い演奏を聴かせたかった、というのが、正直なところです。  それなりに楽しんでくれた生徒も多かったようですが、次回はもっと余裕を持って、内容の濃いものにします!

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