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2010年12月

子どものためのアンサンブルセミナー

●12月23日

 恒例になっている、守谷市でのアンサンブルセミナーを行ないました。今回は10人のピアノの生徒が、デュエットやトリオに挑戦しました。曲は、バイエルやソナチネを、ヴァイオリンやチェロ、トリオなどのアンサンブルにアレンジしたものや子ども用に作られたトリオから、モーツァルトやベートーヴェンまで。

 初参加の生徒は1人で、だいぶ「常連さん」が増えました。定期的に一緒に弾いていると、子どもたちの進歩がよく見えてとても面白いものです。曲目がだんだん難しくなると同時にできる事も増えます。しかし、そうなると新しいことをどんどん要求したくなるのが教え手の「性」です。とても上手に演奏してくれた生徒に、思わず学年を忘れて難しい要求をしてしまうこともありました。

 ピアノはどうしても「1人で」音楽を考えてしまいがちになります。小さい頃からこうしたアンサンブルに触れていることは、音楽的な広がりを持つためには必要なことだと思っています。できるだけたくさんの生徒が、多くの曲に挑戦して欲しいと思っています。

 アンサンブルのレッスンは、特に初級者や子どもを対象としたものは、「合わせる」「聞く」ということを強調する指導者が多いように思います。手を叩いて合わせたり、顔を見て合わせたり、呼吸を合わせたり・・・合わないと「聞きなさい!」

 私は、こうしたアンサンブルのトレーニングには懐疑的です。実際にアンサンブルをやってみるとわかるのですが、「合わせる」センスというのは、こうした作業では身に付きません。手っ取り早く「そこそこ合っている」状態を作ることはできるのですが、音楽的に「合う」ことはそれとは違うのです。

 私のレッスンは、「真面目な」先生が見たら怒るかもしれません(笑)。手をつないで歩いたり、一緒に「感じる」経験をさせることをしても、手を叩いて合わせたり、見て合わせたりということを全くしないからです。場合によっては、一緒に弾くだけ、ということもあります(稀ですが・・・)。こうしたときは、弾き方を少しずつ変えたり、弾く位置を変えたりして、子どもの反応を探ってみます。反応がでてくればしめたもの。4、5回合わせて弾くうちに、生徒の演奏がどんどん変わってくるのです。

 私にとってはとても楽しい仕事です。これからも続けていきたいですね。

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新しいスタジオ

12月9日

 先月の23日に引っ越しをした新しいスタジオです。広さは以前の約3倍。アズールの練習くらいならできそうな広さです。

Photo_7
 スタジオは7Fで眺望がとてもよく、晴れていると明るくてとても気持ちが良いのです。もうすぐできあがる東京新名所、「東京スカイツリー」もよく見えます。





























Photo_9

 レッスンをするときの私の場所です。せっかく広いスタジオなのですが、パソコンが乗った机とバランスボール、後には楽譜棚とコピー機という構造は変わりません。すぐ横にピアノ、反対側にチェンバロ代わりに使っているキーボードがあるのがわかりますね。







Photo_8  少し遠くから見ると、広さがわかると思います。実際には写真を撮ったところの後も少しスペースがあります。


 昨日は、さっそくカルテットのレッスンがありました。数年前から拝見しているアマチュアのグループですが、なんと室内楽フェスティバルのテープ審査を通ったそうです。とても仲のよいカルテットなのですが、まだまだ音楽的には学ぶべきことがたくさん。いつも楽しいレッスンをさせていただいていますが、昨日も3時間、みっちりレッスンをしました。

 来年からは、スタジオで講習会やカルテットのレッスンを開始します。講習会は、ものによっては外部にもオープンにするつもりですので、詳細が決まりましたらウェブの方に案内を載せたいと思います。

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午後のコンサート@春日部市民病院

・11月30日

 10月に始めてお邪魔した春日部市民病院ですが、毎月のコンサートになりました。最近は老健施設や公民館の企画などが多かったのでいわば「常連さん」向けが主体でしたが、今回はロビーでのコンサートなので偶然来た方もいらっしゃいます。しかし、目的は入院患者さんの「元気の素」になること!

 今回も、ヴァイオリンの曲と日本の歌を中心にしたコンサートでした。

曲目

エルガー:朝の歌
クライスラー:ウィーン奇想曲
日本の歌:もみじ、里の秋
埴生の宿、枯葉
モンティ:チャールダッシュ

 こうしたプログラム構成は、老健施設や病院での「定番」になっていますが、やはり歌はいいですね。どこでも、お年寄りがとても喜んで一緒に歌ってくれます。「病は気から」などとは言いませんが、それでも気持ちに張りがあったり楽しかったりしたら元気になりやすいことは確かでしょう。私のような「コンサートでお金をとって生活する」ことをなりわいとしていないプロにとって、少しでも演奏が「人のため」になるのであれば、これからも続けて行きたいと思っています。

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東京グリーン交響楽団定期演奏会

・11月18日

 私にとって最後の東京グリーン交響楽団の演奏会がありました。指揮は栗田博文さん。曲目は、ベートーヴェンの7番、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」組曲よりの抜粋です。アンコールは、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」より「ワルツ」。

 ベートーヴェンの7番は私にとっては特別な曲です。大学に入って初めて出演したジュネスのコンサートがこの曲(井上道義さん指揮:3楽章で居残りソロを弾いてしまうという大波乱付き/苦笑)。6年間務めさせていただいたトレーナーの最後にこの曲が当たったのも、何かの縁かもしれません。

 演奏は、いつものように「本番に強いグリーン」の面目躍如(笑)。難曲であるプロコフィエフも、何とかさまになったようです。

 演奏後、思わぬハプニングがありました。今回はヴィオラで出演させていただいていたのですが、ステージから下がった上手袖で、ヴィオラとチェロのメンバーから贈り物と寄せ書きをいただいてしまったのです! 贈り物は、真珠のついた素敵な置き時計と写真立て。寄せ書きには、みなさんの温かい言葉がたくさん・・・思わずこみ上げてしまうものがありました。

 6年間、本当に楽しい時間をありがとうございました。またご縁があったら、一緒に音楽を楽しみましょう!!

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