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2010年9月

さくらの杜コンサート

●9月28日の日記

 この日は、北区の老健施設「さくらの杜」でのコンサート。初めは年4回という予定でしたが、隔月になりました。合わせの時間を余計に取ることができなかったので、プログラムは日立とほぼ同じです(苦笑)。

 ここのところ、気温の変化がとても激しく、体調を悪くしている生徒もたくさんいます。先日のアズールの練習でも、いかにも「疲れた」「眠い」という顔のオンパレード。しかし、私も例外ではありません。体が重く、眠さが取れません。急に気温が下がった上に天気が悪く気圧が下がっているので、体調の維持がとても難しいですね。

 午前中に合わせていると、指が思うように動きません。普段は寝起きがよく、起きた直後にフル活動できるのですが、ここ数日は1〜2時間はなんとなく調子がでない。「朝が弱い」という人たちの気持ちが少しばかりわかった感じがします。

今日のプログラム

モーツァルト:メヌエット
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
月の砂漠
宵待草
赤とんぼ
ダニーボーイ
ブラームス:ハンガリー舞曲
ドヴォルジャーク:ユモレスク
夕焼け小焼け

 施設の担当者が替わって若い男の方に。初めから何か力が入って、大きな声でご挨拶。モーツァルトを弾き終わった後もなにやらマイクを片手に司会をしそうだったので、「こちらでやります」とちょっと強引にマイクを奪ってしまいました(ごめんなさい)。

 日立と違い、顔見知りの方が少ないので、歌も最初は控えめです。楽器を抱えて回ったり、ピアニストが順番に歌ってもらったりしていると、少しずつ声も大きくなります。恐らく認知症なのでしょう、言葉が出て来ない女性が、一生懸命合わせて首を振っているのを見ると、「何かが通じているんだろうな」と感じます。

 来月からはまたひとつコンサートが増えます。できるだけたくさんの人に、ちょっぴりでも楽しさを感じていただければと思っています。

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20100917/日立での訪問コンサート

 大分時間が経ってしまいましたが・・・

 恒例になっている日立の老人施設でのコンサートです。こちらのコンサートは、入所者だけでなく、デイサービスの人たちなどもいて、いつもとてもたくさんの施設利用者に聴いていただいています。

Dscn0945_2 今回のプログラム

モーツァルト:メヌエット
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
琵琶湖周航の歌
浜辺の歌
待宵草
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
マスネ:タイスの瞑想曲
夕焼け小焼け
(以下、アンコール)
千の風にのって
チャールダッシュ

Dscn0953_2 (一緒に歌を歌う時には、ピアニストはマイクを持って、私は歩きながら弾いています。皆さんのところを回れるように、できるだけ中に入って弾くようにしています。)

 老健施設ですので、元気がなくなってしまう方もいらっしゃいますが、多くの入所者が楽しみにしていてくれています。毎回のように、何かの発見があるのも面白いですね。

 この日は、もうすぐ97歳になる男性(Tさん)に驚かされました。この方、90を過ぎてから独学でキーボードを弾き始めた、というとんでもないレイトスターターです。コンサートでも、毎回のように終ってからお話をしていました。いつものように終演後に私たちのところにやってくると、「先生、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」と私に質問です。

「千の風にのっての、ここのところなんですけど」
(と、指し示されたところは、同じ音が3つ続くところ)
「先生は、同じ音でも弾いている時に弾き方を変えていますか?」
「はい。変えてます」
「どうやっています?」
「ヴィブラートを変えたり、音の長さを変えたり、指を入れ替えたりしてます」
(といって、数カ所弾いてみせる)
「なるほどねぇ・・・」
(Tさん、しばらく考えて)
「キーボードで弾くと、歌のように聞こえないんですよ。それが、先生のヴァイオリンだと歌みたいに台詞が聞こえるんです。何でかと思ったので・・」

 一緒に話を聞いていたピアニストの友人もびっくり。ちゃんと、聞き分けているんですね。ちょっぴり感動しました。

 いろいろなことがありますが、同じ施設に定期的に通うことは、(演奏する側にとっても)楽しいし勉強になります。これからも続けていきたいと思っています。

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