« ●8月29日の日記 | トップページ | さくらの杜コンサート »

20100917/日立での訪問コンサート

 大分時間が経ってしまいましたが・・・

 恒例になっている日立の老人施設でのコンサートです。こちらのコンサートは、入所者だけでなく、デイサービスの人たちなどもいて、いつもとてもたくさんの施設利用者に聴いていただいています。

Dscn0945_2 今回のプログラム

モーツァルト:メヌエット
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
琵琶湖周航の歌
浜辺の歌
待宵草
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
マスネ:タイスの瞑想曲
夕焼け小焼け
(以下、アンコール)
千の風にのって
チャールダッシュ

Dscn0953_2 (一緒に歌を歌う時には、ピアニストはマイクを持って、私は歩きながら弾いています。皆さんのところを回れるように、できるだけ中に入って弾くようにしています。)

 老健施設ですので、元気がなくなってしまう方もいらっしゃいますが、多くの入所者が楽しみにしていてくれています。毎回のように、何かの発見があるのも面白いですね。

 この日は、もうすぐ97歳になる男性(Tさん)に驚かされました。この方、90を過ぎてから独学でキーボードを弾き始めた、というとんでもないレイトスターターです。コンサートでも、毎回のように終ってからお話をしていました。いつものように終演後に私たちのところにやってくると、「先生、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」と私に質問です。

「千の風にのっての、ここのところなんですけど」
(と、指し示されたところは、同じ音が3つ続くところ)
「先生は、同じ音でも弾いている時に弾き方を変えていますか?」
「はい。変えてます」
「どうやっています?」
「ヴィブラートを変えたり、音の長さを変えたり、指を入れ替えたりしてます」
(といって、数カ所弾いてみせる)
「なるほどねぇ・・・」
(Tさん、しばらく考えて)
「キーボードで弾くと、歌のように聞こえないんですよ。それが、先生のヴァイオリンだと歌みたいに台詞が聞こえるんです。何でかと思ったので・・」

 一緒に話を聞いていたピアニストの友人もびっくり。ちゃんと、聞き分けているんですね。ちょっぴり感動しました。

 いろいろなことがありますが、同じ施設に定期的に通うことは、(演奏する側にとっても)楽しいし勉強になります。これからも続けていきたいと思っています。

|

« ●8月29日の日記 | トップページ | さくらの杜コンサート »

コンサート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1287934/36973578

この記事へのトラックバック一覧です: 20100917/日立での訪問コンサート:

« ●8月29日の日記 | トップページ | さくらの杜コンサート »